■ アルバイトしながら職業訓練受講給付金をもらえるの?
一定の条件を満たせば、アルバイトしながら職業訓練受講給付金をもらうことができます。
その条件とは、「週に20時間未満」で「月収8万円以下」となります。
以下、東京や群馬のハローワークに問い合わせたことも踏まえて解説します。
※行政の施策は変更になることがあるため、最新の情報についてはハローワークにもご確認ください。
■ 職業訓練受講給付金とは
職業訓練給付金は、求職中の人が経済的な心配なく求職者支援訓練を受けられるようにという趣旨で支給されています。一定の条件を満たせば、訓練期間中に月々10万円の給付金をもらうことができます。
■ 給付の条件
受給の具体的な条件は、以下のすべてを満たすこと。条件の中に、「本人月収が8万円以下」というものが入っています。訓練期間のバイトについてもこの条件が適用されます。
1、本人収入が月8万円以下
2、世帯全体の収入が月25万円(年300万円)以下
3、世帯全体の金融資産が300万円以下
4、現在住んでいるところ以外に土地・建物を所有していない
5、すべての訓練実施日に出席(やむを得ない理由でも8割以上出席)
6、同世帯の中に同時にこの給付金を受給して訓練を受けている人がいない
7、過去3年以内に、偽りその他不正の行為により、特定の給付金の支給を受けたことがない
職業訓練受講給付金については、当ブログの次の記事でまとめています。
・【月々10万円】ハローワーク 職業訓練給付金の受給条件とは
■ 「労働の意思」があることが大前提
求職者支援訓練は就職支援のために実施されています。ですので、当然のことですが、「労働の意思があること」が大前提。
念のため、求職者支援訓練の受講条件は次のとおりです。
1、労働の意思と能力がある
2、ハローワークに求職の申込みをしている
3、雇用保険被保険者や雇用保険受給者でない
4、職業訓練などの支援を行う必要があるとハローワーク所長が認めている
■ 選考突破も必要
訓練を受講するには、通常、職業訓練校に志望書を提出し、面接選考を突破する必要があります。
志願書や面接対策については、当ブログの次の記事をご覧ください。
・【これで安心】職業訓練の志望動機の書き方と面接対策
■ 窓口など
ハローワークに問い合わせると、「くわしいことは来所して確認するように」とのことでした。最終的な判断はハローワークが行いますので、個々人の置かれた状況によって給付金がもらえるかどうかが変わってきます。ですので、一度ハローワークに足を運んでみることをおすすめします。
ハローワークの連絡先や所在地については、以下のサイトなどでご確認ください。
(ハローワークの場所と連絡先)
・厚生労働省:ハローワークの住所と電話番号
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・職業訓練の倍率ってどのくらいなの?